オーメン
1976年アメリカ監督:リチャード・ドナー
出演:グレゴリー・ペック、リー・レミンク、ディヴィッド・ワーナー
(´▽`)つ★★★★☆
<ストーリー>
6月6日午前6時、ローマの産院でアメリカの外交官ロバート・ソーンの妻キャサリンは男の子を出産したが、その子は生まれるとすぐに亡くなった。
ロバートは産院で神父から、亡くなった息子と同じ日同じ時間に生まれた男の子を死んだ子の代わりに、我が子として育てて欲しいと頼まれる。
その子の母親は出産直後になくなったていたのだ。
ロバートは妻には事実を話さず、その子をダミアンと名付け育てていくことにした。
やがてロバートは、駐英大使としてロンドンに栄転する。
そしてダミアン5才の誕生日を迎えた日から、ダミアンの正体が明らかになっていく。
押しも押されぬ有名な映画で、オリジナル制作からちょうど30年後の今年にリメイクもされた。
'06年6月6日と「6」が並んだ日に封切られたにも関わらず、それほど話題にもならなかったですけども・・・。
この映画は何度かTVでは観ていたのですが、TVで観たのも昔ですし、細かい部分はすっかり忘れてるということもあり、初めてノーカットの「オーメン」をDVDで観てみました。
のっけからジェリー・ゴールドスミスのマイナーコード炸裂した音楽が怖さを煽りますねぇ〜。多くの映画音楽を作り出したゴールドスミスの傑作とも言える音楽。
映画はあまりにも有名ですので、あれこれ語る必要性もないかもしれませんね。
低予算で作られたとは思えないほどのクオリティーの高さ。
今どきの映画にありがちなエグいシーンはなく、血がドバドバ出まくるわけでもないのに、カメラと音楽と編集の素晴らしさで今観ても見劣りしません。
ローマやロンドンが元々古い街並みであるせいか、30年前の作品だという気がしません。
こういう映画にグレゴリー・ペックという知名度のある二枚目俳優が出たこともそうですが、出演している役者さんがすべて(・∀・)イイ!!子役までもナイス・チョイス!
そして、この映画に出ている役者さんは眼力を感じる人ばかり。
カメラが意図的に目のアップを多用して、それによって摩訶恐ろしげな雰囲気を演出しているんですが、それに充分耐えうる眼力の皆さま方です。
ダミアンが教会での結婚式へ向かう車の中でジィ〜っと前を見つめているシーンは、ダミアンを演じた子役にご褒美あげたいくらい凄い!
ダミアンを演じた子は、もともとブロンドの髪なので靴磨きのクリームで染めたとか・・・ホントかいな?カラーコンタクトも使って目の色も変えたらしいんですが・・・。
この映画の中でも「どうやって撮ったんだろう?」というのが、サファリパークでヒヒに車が襲われるシーンですよね。
ダミアン君は素で怖がってたらしいですけど、本当に襲われたんだそうです・・・というか、襲うように仕掛けたんだそうですが。
まぁ、脚本的には強引かな?と思える細かい部分もありますが、そんなヤボなことはこの映画に関して言いますまい。
怖さをしつこく煽っていると案外飽きちゃうものですが、そう感じさせないのは編集力でしょうねー。
そして、ラストのダミアンが不敵そうな笑みを浮かべる(ように見える)シーンは、意図的なシーンではなかったそうな。
監督は「真面目な顔でいなさい」とダミアン君に命じたらしいんですが、彼は監督の方を向いたらついクスっと笑ってしまったんだそうです。
それが衝撃的なラストシーンとして有名になったんですから、わからんもんですね。


















