スタンド・バイ・ミー
1986年アメリカ監督:ロブ・ライナー
出演:ウィル・ウィートン、リヴァー・フェニックス、コリー・フェルドマン、リチャード・ドレイファス
(´▽`)つ★★★★★
<ストーリー>
作家のゴーディ・ラチャンスはある新聞記事に目を止めた。
「弁護士のクリス・チャンバース刺殺される」
そしてゴーディは、遠い過去を思い起こす・・・。
12才のゴーディは、3人の仲間クリス、テディ、バーンと木の上に組み立てた小屋に集まり、いつも遊んでいた。
ある日、バーンが数日間も行方不明になっている少年が30キロ先の森の奥で、列車にはねられ死体が野ざらしになっているという情報を持ってきた。
死体を発見したら町の英雄になれると意気込み、4人で森へ行くことになった。
スティーヴン・キング原作の映画化で、自分の作品が映画化される度に文句をつけるキングが絶賛した作品だと言われている。この作品は有名で、ことさら解説するまでもないでしょう。
観た人が心の奥に残っている少年時代のノスタルジーに浸り、それぞれの思い出と重なる映画であり、それぞれの感じ方で観終わるステキな映画なのです。
この映画は、壮大ではないけれど冒険映画なのです。
ほんの30キロ、自分の住む町を出るだけの冒険物。
しかも、冒険の目的は死体探し。
途中、獰猛な犬を挑発したり、列車が通る橋を渡ったり、ヒルがいる沼に入ったり・・・冒険というよりもただの無茶とも思えちゃうのは、大人の意見。
これが冒険なのですよ!
けれど、この冒険者たちは正義感に溢れた勇者ではない。それぞれが家庭に問題を抱え、少年なりに悩んでいる。
この頃の家庭の問題っていうのは重大で、子供ではどうすることもできないから、案外深い悩みなんですよね。
私なんかは、そこにも共感を覚えたんですが・・・。
この映画では、キーファー・サザーランドが不良グループのリーダ:エースの役で出ております。町でやり放題、そしてグループ仲間の弟であるクリスを痛めつけちゃったりする・・・リヴァーが〜〜〜
(;つД`)
それから、ゴーディの亡くなった兄ちゃんの役でジョン・キューザックも登場している。
まぁ、2人共登場シーンは少ないんですけどもね。
キーファーに関しては、嫌なヤツの役回りですけど、本当にこの映画を見た当時は嫌なヤツだと思った(;・∀・)
で、映画を盛り上げる音楽が1950年代くらいのポップスで、とってもキッチュですよね。
戦後、日本人が強烈に憧れたアメリカの文化って感じで、またエースのような不良も
(・∀・)カコイイ!!と映るような時代だったんでは?と。
ところで、やはりリヴァー・フェニックスのファンである私は、リヴァーを語らずにはいられません。リヴァーを初めて見たのはこの作品で、彼の持つ雰囲気は誰もが感じるところだと思うんですよね。
私がこの作品で好きなシーンは、見張りをしている夜にゴーディと2人で語り合ってるシーン。
クリスは自分が置かれている家庭環境に苦しみ、もがいてる・・・というのが切ない。
きっと普段見せない涙を始めてゴーディに見せたんだと思う。
エンディングに流れる「スタンド・バイ・ミー」は、哀愁たっぷりな思いに拍車をかける曲ですねー。
ジワジワ泣けてくる。
そして、奇しくも4人の中で先に逝っちゃったのが・・・
この映画は好きなんです。
でも、私は別の意味で悲しくなる映画でもあります。


















