プリシラ
1994年オーストラリア監督:ステファン・エリオット
出演:テレンス・スタンプ、ヒューゴ・ウィーヴィング、ガイ・ピアース
(´▽`)つ★★★★☆
<ストーリー>
ショーガールのバーナデット、ミッチ、フェリシアの3人のドラッグクィーン(女装のゲイ)は、オーストラリアの中部にあるリゾート地でショウをするため、シドニーから”プリシラ”と名付けたバスに乗り旅に出る。
ところが、バスの中でミッチには別れた妻がいて、バイセクシャルだと告白。
道中では、アボリジニと出会ったり、車の故障に見舞われたり、立ち寄った町でゲイへの偏見から罵声を浴びせられたりもする。
この映画はテレンス・スタンプのオカマさんぶりが評判になる程で、私も今まで見たオカマさんの中で一番ステキなオカマさんだと思いました。その評判ぶりを裏付けるように、ゴールデン・グローブ賞と英国アカデミー賞の主演男優賞を受賞。
映画の内容はと言えば、そのオカマさん3人がオーストラリアを旅するロード・ムービー。
赤茶けた大地の中を砂煙を巻き上げながら、バスは突っ走って行きます。
「マトリックス」でわんさか登場して、キアヌたちとバトルを繰り広げるヒューゴ・ウィーヴィングや「メメント」のガイ・ピアースがマッチョなオカマさん・・・っていうのも、充分観る価値はありますね。
この3人のショーでの衣装や化粧がキレイとか美しいとかではなく、とにかくケバイ(;´∀`)これみよがしのショーガールなのだけれど、そのケバケバの化粧の下には様々な苦悩や葛藤を隠してる・・・という風にも取れてくる。
ゲイは都会でこそ生きる場所はあるけれど、田舎では差別や偏見に満ちている。
バスに差別をする言葉を落書きされるんだけど、でもそれを隠すためにピンクのペンキを車体に塗っちゃうあたりは、さすが。
この映画は、それほどシリアスなドラマではなく、旅をするオーストラリアの風景のようにカラッとしている。3人のキャラも個性的で、魅力的でもあるのが良い。
映像もインパクトのあるシーンも多くあり、中でもバスの上で着ている銀色の衣装が真っ青な空を背景になびくシーンは素晴らしい。
とにかく、赤茶けた大地と青い空に相応しいほどの派手な衣装で、さすがはアカデミー賞衣装賞を受賞しただけのことはあります。
3人が途中で出会う修理屋のボブは、なんだかイッちゃってるような日本人の妻に去られて、3人と旅を共にするのです。
その日本人の妻のピンポン玉は、なんと言うか凄いです(ノ´∀`*)
ちょっとHなので、ここでは詳細を書けませんけどね・・・。

オカマさんはタフだなぁ〜・・・っていうイメージがありますけど、劇中に「虐げられて強くなるのよ」というセリフがあり、その強さが人に元気を与えてくれる源なんだなって思えました。
この映画の見所は、なんと言ってもショーですね。
元気になれます。

















