RIZE -ライズ-

2005年アメリカ
監督:デヴィッド・ラシャベル
出演:トミー・ザ・クラウン他
(´▽`)つ★★★☆☆
<解説>
L.A.サウスセントラル地区。
犯罪が絶え間なく起きる貧困層が住む地区で、トミー・ザ・クラウンは、子供たちの誕生会やパーティーの余興として、ピエロの姿でダンスを披露する仕事を始めた。
彼の元には多くの若者が集まり、暴力や麻薬ではなく、ダンスでエネルギーを発散し、自己を表現する楽しさを知っていく。
監督のラシャベルはフォトグラファーで、この作品はドキュメンタリー映画として初めて監督を務めた。
劇中、フォトグラファーならではのアングルのダンスシーンは圧巻。
フォトグラファーとしての仕事をしながらの撮影だったらしく、完成するまでに3年の歳月を要したらしい。
冒頭、「この映画に登場するすべてのダンスシーンは、早回しではありません」というテロップが出る。それくらい、今まで見たこともないような腰を前後に揺さぶる激しいダンス。
この映画を観終わったら、観てただけなのに疲れてグッタリしてしまった。
彼らのエネルギーは、受け止める許容量を大幅に超えるもの・・・っていう感じかもしれない。
ダンスと言えども、美しくはない。
あれは、彼らの中に湧き上がる色々なエネルギーが吐き出されたカタチ・・・という表現がピッタリのような気がする。
中でも、アフリカ原住民の部族の踊りというのか儀式というのか、その映像も挟み込んで対比させる手法は面白かった。踊りの形態がまるで同じで、共通しているという発見。
サウスセントラル地区にいる若者たちは、自然と自分たちのルーツに回帰しているんですねー。
何かの真似ではなく、あのダンスは彼らのDNAそのものなんですね。
それが自尊心に繋がり、ただ単にワルに走らないための手段になっていないという、監督の視点なのだろうと思いました。
そしてこの映画を観て感じたのは、アメリカという国は色んな側面があるんだということ。一口に「アメリカ」と言っても、私たちがどの側面を見るかによって、アメリカという国は色んな顔を見せてくる。
サウスセントラル地区はロス暴動が起きたということで有名な場所ですけど、犯罪発生率は半端じゃない。
命がけで外出しなくちゃいけないくらい、治安が悪い。
でも、そこもアメリカ・・・ってことなんです。
ところで、ダンスシーンを見ていたら、あまりにも腰を激しく振ってるので、内臓というか腸が変にならんものかと心配しちゃいました(;´∀`)
なんとなく、見ているだけで自分の腸がよじれる感覚になって、お腹の辺りに違和感を覚えた・・・orz


















