エコール
2004年ベルギー=フランス=イギリス監督:ルシール・アザリロヴィック
出演:マリオン・コティヤール、エレーヌ・ドゥ・フジュロール他
(´▽`)つ★★★☆☆
<ストーリー>
深い森の中、外界と遮断された秘密の学校「エコール」は、6才から12才の少女だけの学校で、自然生態やダンスを学んでいく。
男性がひとりもいない場所で少女たちは、寄宿生活を送っていた。
そこに新入生イリスは棺に入れられ、連れてこられた。
そして、在学生と同じ白いシャツとスカートの制服、学年を区別するリボンを髪につけてもらう。
19世紀、フランク・ヴェデキントが書いた「ミネ・ハハ」が原作で、監督なりの解釈で映画化された作品。
映画「サスペリア」も同小説をヒントに作られたそうです。
この映画はストーリーはありません。言わば、「起承転結」がないということです。
あくまでも抽象的な映画であり、森の中ということと女性しかいないということ以外は不明です。
なぜ新入生を棺に入れてくるのか、その子供たちはどこの誰なのか、なぜエコールに来たのか・・・。
謎だらけなので、観る人によっては相当なフラストレーションは溜まるかもしれません。
女の私から観たら、少女時代に憧れていたお伽の世界を垣間見た気がしました。
白い制服や髪を結ぶリボン・・・髪を三つあみにしてリボンを付けることは、どこかのお嬢様のようで、何気に憧れの髪型なんですよね。
「かわいいなぁ〜」なんて思いながらウットリ。
しかも、緑の森の中で優雅に遊ぶ姿なんかは、まさに自分の頭の中で描いていた天国そのもの。
特にこの映画での象徴的なシンボルは「脚」なぜ脚なのか?と思う人もいるでしょうけど、少女が思春期を迎えると脚はお肉が付いてくるんですよね。
まだ身長がグングン伸びる頃の脚は棒みたいに華奢でスラッとしている。
脚を少女の象徴として映し出した監督の意図は、そういうところかな?と勝手に解釈してみました。
すべてが絵画のようで美しいんですけど、私が惹かれたのは森の中の小道にある外灯。
あの外灯に照らされながら、少女が歩いていく後姿を映し出すシーンは身もだえしそうな程美しいと思いました。
・・・その辺を言葉で表現できないのが悔しいですけど・・・ (。・x・)ゝ

まぁ、この映画は「ロリ映画」と言う節もあるみたいですが、確かに少女独特のエロスは表現されているでしょうねー。
男性と女性とでは、この映画に対する印象は違うんじゃないでしょうか?
監督はそれをよくわかってるなーって思います。
まるで卵がふ化して誕生したように棺から出て、森の中でさなぎから蝶になり、ラストで男性と出会うシーンで終結させるあたりがなかなか良いですわ。
その段階をとっくに通り越した女のロマンを刺激する映画でもあるかもしれませんね(;´∀`)

















