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遠い空の向こうに

遠い空の向こうに1999年アメリカ
監督:ジョー・ジョンストン
出演:ジェイク・ギレンホール、クリス・クーパー、ウィリアム・リー・スコット

(´▽`)つ★★★★☆

<ストーリー>
1957年、ウェスト・ヴァージニア州の炭鉱町コール・ウッド。
ソ連の人工衛星スプートニクを見た高校生ホーマーは、自分でロケットを打ち上げようという夢を抱く。
ホーマーは友だちのロイリー、オデル、クエンティンを誘い、ロケットを作り始める。
しかし、何度改良をしても打ち上げの失敗が続く。
ホーマーの父親は息子に対し理解せず、父と子の対立が激しくなる一方で、物理教師ミス・ライリーだけは、全米科学コンテストに出品を勧め励まし続ける。


ホーマー・H・ヒッカムの自伝小説「ロケット・ボーイズ」を基に映画化した作品。
情熱を持ち続けることの大切さと家族との繋がり、そして人は支え合いながら生きてゆく・・・というメッセージを含みながら、それをテンポ良く爽やかに描いた良質な青春映画。

tooi2.jpgこの作品は、どの年齢層かによって観方や感じるところは違うかもしれません。
映画の舞台となった時代は、まさに冷戦時代に突入して間もない頃。
炭鉱の町の中という狭い世界しか知らない高校生が、人工衛星を見るために夜空を見上げる。
そして、スプートニクが流れ星のように夜空を輝きながら横切っていくのを見て、狭い世界から果てしない世界を想像していくんですね。
「この町も世界の一部なんだと感じた」
その短いホーマーのセリフは、彼がロケットに情熱を注いでいくきっかけを一言で表現する素晴らしいセリフだと思いました。

tooi3.jpgそして、この映画は親子の関係にも大きく焦点を当てている。
炭鉱で働く親父は頑固者が多いのか、ホーマーの父親も御多分に漏れず頑固者。
高校を出たら炭鉱で働くことと決め付けている。
父親にとってみれば、炭鉱の町が自分たちの生きるリアル世界。
大人にとっての世界は、仕事をし、生活を営む場所だけが全てになる・・・そういう世界観に反発するのが若者。
それは時代が変っても普遍的なギャップかもしれませんね。
しかし、こういう「子供の最初の壁」になる父親は案外貴重なんですよ。
父親って存在は、特に息子にとって乗り越えなければならない存在のはずなんです。

さて、この作品はとても丁寧に作られていて、尚且つテンポが良い。
バックで流れる1950年代のポップスもなかなか良いですねー。
「スタンド・バイ・ミー」でも使われてるお馴染の曲もあります。
そして、ホーマー役のジェイク・ギレンホールが良かった。
tooi.jpg
ところで、この映画の原題は「October sky」(10月の空)なんですけども、カラクリがあるんですねー。
原題のアルファベットをアナグラム(並べ替え)すると・・・
「Rocket boys」(ロケット・ボーイズ)
凝ってます。



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2007年04月27日 映画た〜は行 1990年代 トラックバック:0 コメント:0












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