ミスター・グッドバーを探して
1977年アメリカ監督:リチャード・ブルックス
出演:ダイアン・キートン、ウィリアム・アザ−トン、リチャード・ギア
(´▽`)つ★★☆☆☆
<ストーリー>
6才の頃にポリオにかかり背骨の曲がる病気を患ったテレサは、昼は聾唖学校の教師をしているが、夜は酒場に通い男を漁る生活を送っていた。
NYで起きた女性教師殺人事件をヒントに、1975年に出版されたジュディス・ロスナーの小説を基に映画化された作品。
時代的に、自由奔放さの新しい価値観に警笛を鳴らすような意味合いを持った作品なのかはわからない。
約30年前に私が大人だったとして、この映画を観たら理解できる部分はあったのかもしれないけれど、現時点で観た限りでは「愚かな女」としか見ることはできなかった。
テレサは自分の病気が心の奥底に重い影を落としていたから孤独だったのか、育った環境がそうさせたのか、それとも安易にフリーセックスへの憧れだったのか・・・いずれにしても、肉体の快楽に溺れていった女であることには違いない。
テレサにとって、耳が不自由な子供たちへの教育に活路を見出すこともせず、中心は夜の男漁り。しかも、愛を伴った関係よりも肉体を満たしてくれる男に惹かれていく。
真面目で結婚を前提に付き合えそうな男はうっとうしく、なんかフラフラしているようないい加減な男ばかりとベッドを共にしちゃう。
この作品でのダイアン・キートンは、そういう半端な雰囲気を出していたとは思う。
少々影のある雰囲気とでもいいますか・・・。
それでいて、教師の時の顔はしっかりしている。
ちゃんと昼と夜の顔を使い分けてるなぁ〜というのは、見て取れた。
でもこの人は、ちょっとズッコケ役の方が似合ってるかもなー。
さて、若いリチャード・ギアのヘタクソな演技は痛々しいし、真面目でストーカーみたいになっちゃってるウィリアム・アザ−トンは変に怖いし・・・って感じでした。
最後に出てきた、ゲイのヒモになってたトム・べレンジャーは美味しいところをかっさらい。
みんな、まだ青かったんですねー・・・と、この映画ができた30年後に観た私の印象。
そして、時代を超えて観るに耐えられる映画であるかどうかは、疑問です。
女として見て、胸くそ悪くなった女の人生。

















