10億分の1の男
(´ε` )つ★★★☆☆2001年スペイン
<ストーリー>
フェデリコは幼い頃の大地震で生き残り、サムという男に助けられる。
サムもまた、幼い頃にアウシュビッツで生き残った男だった。
サムには相手の運を奪い取る能力があり、その能力をフェデリコに与えた。
しかし、大人になったフェデリコがサムの元から去ることにしたため、サムは人の運を奪うという能力をフェデリコから消し去った。
7年後、フェデリコは強運を持っている人間を探していた。
その時、旅客機が墜落し、237人の乗客・乗務員が亡くなる中で、たった一人生き残った男がいた。
その男は強盗犯で逃走中のトマスという男だった。
警察に身柄を拘束される寸前に、フェデリコはトマスに強運の持ち主が参加するゲームに加わるなら、警察から逃してやると持ちかける。
相手に触れると、相手の運を奪い取ってしまう。
ゲームは強運を証明するための手段である・・・という、これらの発想と設定はユニークだし、面白い。
ただ、スペイン映画だからなのか、様々な複線をわかりやすく見せる訳でもないので、観る方は読み込む力を必要とするかもしれない。
強運を試すゲームを次々にこなすのかと思えば、映画の中で行われるゲームは2つだけだし・・・。
「強運は感情に左右される」という要素も含ませたあたりで、ラストの印象が貧弱になった気がする。
全体的に単調な作りだし、見せ場はそれほどないし、難解な部分もあるしで好き嫌いが分かれそうな映画だと思う。
思慮深く考えながら観ていけば、けっこう奥深さを感じる・・・というか、ラストのオチの皮肉さに唸ることができるでしょう。
でもそれも、あくまで観る者に解釈を委ねてるような作りなので、ストレートに「こういう話なんだ」と言える映画ではないことは確か。
わからない映画・・・という解釈もアリだと思うけど、それでは頭にきちゃうね (´∀`;)
案外私はこういう手の難解な映画の方が好きだったりするんで・・・。
この映画はハリウッドでリメイクされるそうだけど、この映画の発想とハリウッドの商業的な演出が加われば、かなり面白くなると思う。

















