Ads by Google
新しい記事を書く事で広告が消せます。

unknown / アンノウン
2006年アメリカ監督:サイモン・ブランド
出演:ジム・カヴィーゼル、パリ−・ペッパー、グレッグ・キニア、ジョー・バントリアーノ他
(´▽`)つ★★☆☆☆
<ストーリー>
閉鎖された廃棄工場で意識を取り戻した男5人は、毒性のガスを吸い込んで、一時的な記憶喪失に陥っていた。
しかも、ボスらしき男からの電話で、彼らの内2人は人質で3人は誘拐犯であることが判明。
日没にはボスが戻り、人質は殺される可能性があった。
誰が人質で、誰が犯人か判らぬまま、脱出を試みようとする。
「SAW」や「CUBE」のような、サイコ・サスペンス・・・という謳い文句の作品らしい。
監督はPVなどを数多く手掛けた、サイモン・ブランド。
「ここはどこ?私は誰?」という状況の男が5人。「SAW」や「CUBE]の場合は自分が誰なのかは判っていて、「ここはどこ?どうしてここにいるの?」という状況でしたが、記憶喪失の男が5人なら面白そう・・・と思わせるシチュエーション。
しかし、閉じ込められた5人のいる場所は閉鎖された工場だと、見てすぐにわかる。
しかも、わざわざ丁寧に工場の外観まで見せてくれる。
これが、5人の置かれた状況と観る者との精神的共有を削がれた要因。
彼ら5人から見た外の風景のみの情報しか得られなければ、もう少し緊迫感なんかは増したかもしれない。
で、何かのガスを吸い込んで皆記憶がなくなってしまったのは、強引な気もするけど仕方ないか・・・と納得してあげるような設定。シビアに考えちゃうと「記憶が飛んじゃうガスって何だ?しかも何でそんな危ないガスが工場に置きっぱなしなの?」という疑問がね・・・。
そして、電話。
閉鎖された工場なのに電話が通じてるってことは、携帯電話が使えなくなることを予期して準備してたの?と普通に疑問もね・・・。
まぁ、そんなこといちいち気にすんなよっ!と言われれば、ああそうですか・・・と答えるしかないですけど。
この作品の前半は、誰が人質で誰が誘拐犯なのか?っていう話。けれどボスが戻ってくるまで時間がない。
自分が人質ならば殺されるかもしれないっていう状況で、さあどうする?
この辺の駆け引きだとか、お互いに疑心暗鬼になっているところが弱い。
大の男がパニックになり、暴力的にギャ−ギャ−やってるだけ。
しかし、途中で人質のひとりは記憶の断片から判るし、誘拐犯も誰なのか判るんですけど・・・。
一方で、誘拐された男の妻が身代金を渡し、警察が犯人を追うというシーンまで入れてるもんだから、工場内での5人が徐々に追い詰められていく緊迫感が感じなかった。こういう場合、外部の状況は極力入れない方が観てる方もハラハラできるんですけどねー。
しかし、二転三転するオチのために、工場の外でのことも入れざるを得なかったんですね。
「驚愕」とまではいきません、最後のオチは「あらまっ」っていう感じ。
記憶が戻ってきて回想シーンでオチをつける辺り、TVのサスペンスドラマっぽくて安易だな・・・という印象しか残りませんでした。
もっとも、最後のシーンは意味深な終り方はしてますけどね・・・。

















