ハッカビーズ
2004年アメリカ監督:デヴィッド・D・ラッセル
出演:ジェイソン・シュワルツマン、ジュ−ド・ロウ、ナオミ・ワッツ
(´▽`)つ★★★☆☆
<ストーリー>
環境保全団体の支部長を務めるアルバートは、森と沼を救うプロジェクトを企画したが、大型スーパー「ハッカビーズ」のエリート社員ブラッドが新店舗建設計画と共に参入してきた。
そういうことでイライラしているアルバートは、偶然の意味を知るために偶然見つけた名刺にあった「哲学探偵」の元へと出向く。
偶然には意味があるのか?そして人生にはどんな意味があるのか?という、哲学的なことをベースに、コミカルに人間模様を描いた作品。
出演者には他に、ダスティン・ホフマン、マーク・ウォールバーグ、イザベル・ユベールが出ています。
主人公のアルバートは真面目に悩んでいる。3度も同じアフリカ人に出会ったのは意味があるはずだと・・・。
そんなアルバートは、環境を守るために必死でもある。
ひとつの岩を守ったと嬉々として詩を朗読しては悦に浸ったり、こういうアメリカ人っていそうだなぁ〜と苦笑してしまうキャラ。
そして、偶然の意味を知るために「哲学探偵」のドアを叩く。
そんな探偵あるのかぁ〜?と思うも、なんかアメリカならありそう・・・。
そこにいたのは、いかがわしそうな夫婦。
そういったわけで、この作品に出てくる人々は人生、環境、石油製品不買い、はたまた自分の存在意義などなどの問題に真剣になってるんですねー。
真剣だからこそ可笑しい。
人間は常に悩んでいる生き物だな・・・と、この作品を観るとわかってくるから妙な気分にもなりますが・・・。散々悩んで考えると、真理は案外単純なものだよということですね。
例えば、育った環境がもたらして影響を与えてる場合もあれば、自分自身のコンプレックスを他者に投影していたり、他者から自分を認めてもらうことで自分自身を認知したり。
人は悩んでいないフリをしてるだけで、悩んでいない人はいない。
その悩みをわざわざ自分で作ってまで悩んでいる。
この地球はどうなるんだ?
石油が元で戦争しているのも、石油製品を使ってる我々が原因だ!
他者が好む自分が自分らしさなのか?
そして「無の境地」って何だ?
この作品は人生の真理を追究しているものではないので、それに関して答えはありません。ただ、悩んでる自分を拒絶しなくたっていいんだ・・・と思わせられます。
必ず自分に共感してくれる人はいるし、その悩みは自分だけが抱えてるんじゃないというのが、この作品のメッセージかな?と思いました。
でも、この作品を観た後にあれこれ難癖つけたくなった場合は、それは物事を複雑に見たがるってことでしょうかね?
私はその部類かも・・・(;´∀`)
さて、豪華俳優陣もなかなかの好演。
そういう名が連なってるので、やっぱり観たくなりますねー。

















