サイレントノイズ
2005年カナダ=イギリス=アメリカ監督:ジェフリー・サックス
出演:マイケル・キートン、チャンドラ・ウェスト、デボラ・カーラ・アンガ−
(´▽`)つ★★☆☆☆
<ストーリー>
建築家のジョナサンは、再婚した妻アンナと前妻との子供マイケルと3人で暮らしていた。
ある日、外出したアンナが行方不明となり、心配しているジョナサンの前にレイモンドという男が現れる。
彼は、既にアンナはこの世にはなく、EVPに録音されたアンナの声を聞いたと告げる。
最初は相手にもしなかったジョナサンだったが、事故死したアンナの遺体が発見され、レイモンドの元へ訪ねてみたのだった。
AV機器の映像や音声のノイズの中に、異界のものが入り込む超常現象”EVP”をモチーフにした作品。
全米100万人が震撼した・・・らしいんですが・・・。
確かにビックリする瞬間はあります。それは「急に」という演出によるもので、怖くて驚くシーンは皆無。
この作品の率直な感想を言うなら、日本映画「リング」の一部分に似てるけど、全然怖くなかった・・・というところ。
一応モチーフは「EVP」ではあるんだけれど、砂嵐しか映ってないビデオを観てどうのこうの・・・というのは、「リング」みたい。
この作品、ジョナサンの奥さんが事故死してしまい、奥さんの声がEVPに録音されたよ〜ってことで、本当は事故死じゃないってことを伝えて、ジョナサンが真相解明に乗り出すのかな?と思ったら、まったく違いました。
この作品がダメだった理由は、何よりも脚本が原因。ジョナサンが再婚だということと前妻との子供マイケルと一緒に生活している背景に意味を見出せなかったですね。
映画全体、ジョナサンが息子と絡んだシーンがほとんどなくて、前妻に息子を任せっきりだったのは気になりました。
強いて言えば、息子と一緒に生活していたことはラストのワンシーンで活かされた程度。
そして、EVPにのめり込んだジョナサンはアンナの姿をようやく見るんですけど、EVPで予知した映像を見せ、アンナはそれに対して助けるようにジョナサンを促すんです。
この辺から、人助けのジョナサンが描き出されていくんですねー。
でも、アンナがジョナサンに人助けをさせる理由が最後までわかりませんでした。
ジョナサンが霊能力者から「霊界と接触することと干渉するのは違う」と警告されたことや、レイモンドの元に訪れたことのある人がEVPに予知的な映像として映ることや、悪霊の物理的な攻撃なんかの関連性がイマイチわかりにくかったですね。そして、少女の誘拐事件との関連性も。
まぁ、結局アンナはジョナサンに息子と平穏な暮らしをさせることより、人助けに走らせたわけですが・・・。
ラストの方での悪霊の描き方、あれはシラケました。
オチもダメですし。
この作品自体、人間の死を安易に描きすぎてるのも違和感がありました。
で、字幕の付け方も工夫して欲しかったなぁ〜・・・ノイズから微かに聞こえてくる声なのに、パッと字幕で出されると・・・これは、贅沢な要求でしょうけどもね。

















