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アダム -神の使い悪魔の子-

アダム -神の使い 悪魔の子-2004年アメリカ=カナダ
監督:ニック・ハム
出演:ロバート・デ・ニーロ、グレッグ・キニア、レベッカ・ローミン=ステイモス

(´▽`)つ★★☆☆☆

<ストーリー>
8才になったばかりの息子アダムを事故で亡くしたダンカン夫婦。
悲しみに打ちひしがれている2人の前に、遺伝子学者のウェルズが現れ、ヒトクローン創造の可能性を持ち出し、アダムの再生を打診してきた。
生命の倫理に反する行為になるからと、申し出を受け入れることに及び腰になる2人だったが、息子に会いたい気持ちが勝り、ウェルズの提案に応じることにした。


※ネタバレ含んだ記事です。

クローン技術を人に使用したら・・・?
そのクローンの闇の部分はサイコチックに描き、宗教的にも倫理的にも問題を投げかけてる・・・と、思わせぶりたっぷりな作品。

adam3.jpgデ・ニーロが出ているから、さぞかし深くクローンについてエグリ出しているんだろうなっ!と期待して観たら・・・。
映画の序盤、突然ダンカン夫婦の前に現れるウェルズ。
いきなり「アダムをヒトクローンで甦らせたら如何?」てな具合に、怪しげな話を持ちかける。
最愛の息子を突然失ったダンカン夫妻は、ちょっと悩むんだけど細胞が死滅する前に返事をしなくちゃなので、急かされるようにOKの返事。
ここまでは、まぁ粗筋通りに話がポンポンと進む。

adam2.jpgそして、めでたく妊娠してアダムのコピーが誕生します。
喜ぶダンカン夫婦・・・と思ってると、あっという間にアダムのコピーくんは8才に・・・。
あれから8年以上も歳月が流れてるとは思えない、ダンカン夫婦の老けなさ加減やウェルズもまったく歳取ってなさ加減で、月日の経過なんぞどうでもいいわい!・・・っぷりな感じ。
そして、8才になったアダムに色々異常なことが・・・。

その異常なことはクローンだから、身体に変化が起きるとか、運動能力に変化が起きるとかではなく、メンタルな部分で異常が起きてくる。
アダムは、幻覚を見ては怯え始め、やがて「ザカリ−」という名前を口にしたりするのです。
まるで多重人格者のような状態に・・・・。

adam.jpg性格も陰険になってくるし、ダンカン夫婦はウェルズに相談したり診察してもらったりする。
アダムの身の上に何が起こったかのか?・・・ということですけど、クローン技術をウェルズが悪用して、実験していたようなもの。
けれど、DNAにその人間の記憶が残っているとか、科学的には根拠のない展開なのでシラケました。
他人のDNAを混ぜて使い、その他人の記憶どころか人格までも甦る・・・という話だと、人間の性格は育つ環境の影響はまったく関係ないことになっちゃいますねー。
しかも、オリジナルのアダムが亡くなった年を境に・・・ってのがワザとらしくて。

デ・ニーロ演じるウェルズの人物像も中途半端ですし、オリジナルのアダムが生きていたら17才の親であるはずのダンカン夫妻はいつまでも8才の子供の親みたいに若いし、全てが適当っていう印象しか受けませんでした。
ラストも、単なるホラーもどき。
ただ、アダムを演じたキャメロン・ブライトくんは「記憶の棘」を観た時も思いましたが、将来が楽しみですね。

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2007年09月03日 テーマ別 巷の話題から トラックバック:- コメント:-