肉の蝋人形
1953年アメリカ監督:アンドレ・ド・トス
出演:ヴィンセント・ブライス、フィリス・カーク、チャールズ・ブチンスキー
(´▽`)つ★★★☆☆
<ストーリー>
1900年、ニューヨーク。
彫刻家ジャロッドは偉人の蝋人形館をバークと経営していた。
しかし、巷で流行の化け物屋敷に転換を図ろうとするバーグは、ジャロッドと口論した挙げ句、保険金目当てで館に火を放った。
その火を消し止めようとしたジャロッドは、館共々焼けて死んだと思われていたが、ジャロッドはバークを殺害して復讐を果たし、彼の愛人をも殺害。
その遺体を蝋人形にして、新しく立ち上げた蝋人形館に飾る。
1933年に製作された同名の作品がオリジナルで、この作品はリメイク。
なんでもこの作品は3Dだったそうで、それを活かす演出もされてますが、如何せん現在は3Dで観れないことが残念ですねー。
この作品がDVD化されてることには驚き。
「蝋人形の館」も一応リメイクらしいんですけど、ストーリーは全く違います。こちらのリメイクは、オリジナルとほぼ同じようです。
ちなみに、「蝋人形の館」に登場する青年の”ヴィンセント”という名前は、ジャロッドを演じた”ヴィンセント・ブライス”から取ったようですけどね。
さて、この作品は地味なんですけど不気味な雰囲気のルーツが満載なんでは?と思います。
特に、深夜に街の中を黒い井手達で歩くジャロッドの姿は、古さを感じさせないダークさがあるなぁ〜・・・と思ったら「ダーク・マン」の原形らしいんですね。
あとは、火を放たれた時に溶け出す蝋人形が気持ち悪い。
グロテスクではないんですけど、首がゴテッと落ちたり、目玉が剥き出しになって落ちたり、そういう怖さって私は好きですねー。
別の怖さでは、女性のコルセット!凄くウエストが細くて、それでも尚コルセットでギュ〜〜〜ッと締め付ける。
なんなんでしょうか?あのウエストの細さは・・・・。
ある意味、拷問ではないかと・・・思わずお腹を無理にヘコませてみる自分がいたりして(;・∀・)
この作品には、ジャロッドの助手役に”チャールズ・ブチンスキー”が演じていて、ちょっとマッチョ系なんで気がつきににくいんですけど、彼は「チャールズ・ブロンソン」なんですねー。
まぁ、この作品は「ホラー」というよりは「サスペンス」の色が濃いかな?って感じですけど、少々エグいシーンもあります。
こういう映画を観ると、アメリカ映画がいかに進んでいたかがわかりますね。
なんせ、オリジナルですらテクニカル・カラーですからねー。
昭和8年で色つき恐怖映画・・・そちらの方も観てみたい。

















