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ボーイズ・ドント・クライ

(;つД`)つ★★★★★

1999年アメリカ
主演:ヒラリー・スワンク


<ストーリー>
アメリカのネブラスカ州フォールズ・シティを訪れた青年ブランドン(スワンク)は、刑務所から出たばかりの2人の男と知り合う。
田舎町では珍しく、よそ者であるブランドンを男たちは受け入れ、意気投合していく。
ブランドンはラナという女性とも出会い、いつしか2人は愛し合うようになるが、ある事件をきっかけに実はブランドンが女性であることが発覚する。
ラナは戸惑いながらも事実を受け入れようとするが、男たちは違った。
ブランドンに裏切りの憎悪を抱き、そして悲劇を迎える事件へと発展してしまう。



1993年に起きた実話であることが、結末の悲劇に私たちを底知れぬ重い気持ちにさせる。
主演は『ミリオンダラー・ベイビー』のヒラリー・スワンク。
彼女の渾身の演技が見事であり、それがこの事件に対する真摯な思いとして充分伝わってくる。

ブランドンは「性同一性障害」であり、同性愛者とは異なる。
今では日本でも「性同一性障害」は認知されるようになったが、13年前の保守的なキリスト教信者の多い町で事件が起きたことを考慮しなくてはならない。
しかし、ブランドンはそういう町を選んでしまったのだ。
「それが間違いの元」と言ってしまえば、簡単かもしれないが・・・。

そもそもブランドンは、「男性」なのだということ。
力強い男の象徴でもあるカウボーイの町へ行くことは、自然なことだったのかもしれない。
すべては、ブランドン自身の男性の憧れとして・・・。


で、この映画はブランドンを通して「男性社会」も描いているのだと思う。
アメリカの保守的な町は特に男性社会である傾向にある。
銃は男性のシンボル・・・とも言われているが、アメリカの田舎ほど男性優位な社会が根強い(銃愛好家が多いのはその表れか?)
ブランドンは、その中で男性として生きることを選んだのだろうけど、奇しくも男性社会を侮辱した存在になってしまった。

boys.jpgその表われが、女であることを知らしめるためのブランドンへ強姦だったのでしょう。
まさしくその行為は、ブランドンに対する・・・というよりも女性への侮辱。
「男は何様なのよ!」o(`ω´*)o

女性であるはずのブランドンが、町の女の子に人気があることへの嫉妬もあったに違いない。
だって、ブランドンはキュートでナイーブで優しい男性なんだから。
けれど、完璧な男性ならボコったりはしないはず。
女だとわかった瞬間に、見下げるってのはどういうことだい?
(# ゚Д゚) ムッキー

でも、ブランドンはどんなに屈辱を受けても、どんなに痛めつけられても涙は流さなかった・・・。
そういう意味でのタイトルなんです・・・。
Boys don't cry

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2006年10月19日 映画た〜は行 1990年代 トラックバック:0 コメント:0












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