ブロークバック・マウンテン
( ;∀;)つ★★★☆☆2005年アメリカ
<ストーリー>
1963年、アメリカのワイオミング。
牧場の季節労働者として、イニスとジャックはブロークバック・マウンテンでキャンプしながら、羊の放牧の仕事に就いた。
無口なイニスと楽天家なジャックは、ある満月の夜に関係を持ってしまう。
しかし、それは一回の過ちであるとお互いに納得し合い、放牧の仕事が終えて山を降りてからは、それぞれの生活に戻っていった。
2人共結婚をして家庭を持ち、子供も生まれた。
そして4年後、2人は再会をするのだった。
まずこの映画を観て印象に残ったのは、やたら青く広い空だった。
そして、壮大な山々の映像と羊の大群も印象的(´▽`lll)
とにかく、環境映像にしてもいいくらいの美しい自然の映像でしたねー。
映像から伝わる凛としたものは、『ツイン・ピークス』っぽかったかな?
その普遍的な自然をバックに、男2人の人生の物語が始まる。
どうも男のロマンチックさを表現するには、大自然をバックにした方がいいという図式でもあるのか、『リバー・ランズ・スルー・イット』のように、静かな自然の中で心でコミュニケーションしているような男が2人。
女同士では、用いられることもない構図ですね。

で、カウボーイ・・・というか、西部が舞台であることもポイント。
西部はアメリカの中でも屈指の保守的な”右”が大多数で、キリスト教でも「原理主義」であることから、同性愛は未だに認めていない土地。
そして、人種差別も激しい。
よって、同性愛者は完璧に差別されるし、排除されてしまうのだ。
イニスはそれを恐がっていたと思う。
ジャックはそういうことに縛られたくはないタイプだろうけど、イニスの気持ちも理解できたから無理強いはしなかった。
このシチュエーションは、『モーリス』などで既出なので、特に目新しさもなかった。
その土地の常識や世間体を気にする方と、自分の気持ちに正直に生きようとする方。
その価値観の差が、2人の何とも知れぬ歯がゆい関係を続けさせていくのでしょう。
観る方は切ないんですが・・・。
ラストは、ジーンときました・・・さすがに。
イニスがやっとジャックに心を開き、ジャックを受け入れたんだな・・・。
もう、誰にも気兼ねすることなく一緒にいられるんだな・・・。
そう思えたら、エンドクレジットの最中に涙がボロボロきましたよ 。゚(゚´Д`゚)゜。
それと、一番最後のイニスの言葉を字幕はニュアンスを変えていましたね。
実際のセリフは「誓う」という意味の言葉でした。
何を誓ったのか、観る者の想像にお任せってことね。
総括(?)
イニスとジャックの間にセリフが少なかったことが良かった。
そして、イニスの奥さんの描き方も良かった。
でも、白人主義の西部の世界はやはり好きじゃない。ごめん



















