ネバーランド
2004年イギリス、アメリカ監督:マーク・フォースター
出演:ジョニー・デップ、ケイト・ウインスレット、ダスティン・ホフマン、フレディ・ハイモア
(´▽`)つ★★★★☆
<ストーリー>
スコットランドの劇作家ジェームズ・バリの書く舞台は不評続きだった。
妻との間も冷え切っていたバリが、唯一心の友でもある愛犬を連れて公園へ行き、そこで未亡人シルヴィアと4人の息子たちと出会う。
この家族との交流に楽しみを見出したバリだったが、三男ピーターの父親を失った心の傷を知り、バリ自身も幼い頃に兄を亡くした頃を思い出していく。
そして、兄がいる場所「ネバーランド」の世界を書き始めるのだった。

父を亡くして、現実から逃げたいがために大人に早くなりたがっている三男ピーターとバリは似たもの同士なのだ。
兄を亡くして悲しんでいた母親のために、バリもまた子供の無邪気さを失ってしまっていたんだろう。
そして、兄がいる場所だと空想していたネバーランドの世界を思い出していく。
ネバーランドやピーター・パン誕生の裏側は、実は「肉親との死別」という悲しい秘話があったなんて思わなかった。
ピーター・パンは大人になりたがらない現実逃避の話ではないのだ。
いつか必ず大人になる・・・しかも、ある日突然、ほんの数秒で・・・。
だから、それまでは大人になろうなんて思わなくてもいいんだよ、という意味のメッセージを秘めたお話だったんだね。

フレディ・ハイモアくんが繊細なピーターを素晴らしく演じていた。
ジョニー・デップが惚れ込むのも頷ける。
フレディくんを「チャーリーとチョコレート工場」のチャーリー役にと監督に推選して起用させたほどだし。
で、ジョニーは見事にスコットランド訛りの英語で演じていた。
クリケット・シーンもあったけれど、ジョニーのプレイ・シーンが観たかったなぁ〜。

ラストに向かっての「ピーター・パン」の初舞台シーンから、ほろほろ涙が止まらなくなった。
どうして泣けたのかはわからない。
でも、心に響きっぱなしだった。
ダスティン・ホフマンが損得勘定ばかりしている「ピーター・パン」の世界とは対称的な考え方の人物として登場。
劇中、キャプテン・フックのキャラクターをバカにしているセリフに、思わず私は
( ̄ー ̄)ニヤリッ

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2006年11月18日 1-kakaku.com
















