サマーストーリー
1988年イギリス監督:ピアス・バガード
出演:ジェームズ・ウィルビー、イモジュン・スタップス、ケン・コリー
(´▽`)つ★★★★★
<ストーリー>
1902年夏、友人のロバートとダートム地方を徒歩旅行するフランクは、途中で足を挫いてしまったが、そこで出会った娘ミーガンが引き取られている民宿で世話になることになった。
健康的で光り輝くミーガンにフランクは次第に惹かれ、足のことを理由にロバートを先に帰し、しばらく留まることにした。
ミーガンもフランクに好意を持ち、お互いに愛し合うようになる。
しかし、ミーガンの叔母がそれを許さず、フランクはミーガンに駆け落ちをしようと持ち出す。
※ネタバレのある記事です。
アカデミー賞を受賞したJ・ゴールズワージーの短編小説『林檎の樹』を映画化した作品です。
なかなかの秀作でありながら、知っている人は知っている程度の認知度なのが残念です。
この映画の途中からは、「男ってズルイ!」という印象が強くなります。
でも、人を好きになって気持ちが盛り上がっていると、男でも現実離れを起こしてしまって、「愛さえあれば、あとは何もいらん!」みたいになるんでしょう。
旅先の美しい自然に囲まれた場所なら余計に・・・。
それが現実に引き戻された時、どうしても超えられないものに気づいて、一瞬にして燃え上がった炎が消えちゃうのは仕方ないんだろうか?
20世紀の初頭では、イギリスの階級制度は無視できない要素だし。
フランクは、町で再会した旧友にミーガンと身分が違いすぎると言い諭される。
後からフランクを追って町に着いたミーガンの姿をフランクは見つけます。
フランクを必死に探すミーガン。
しかし、フランクはミーガンを振り切って、旧友と共に町を出て帰ってしまう。
ここで、たいがいの女は「フランク!てめぇ〜!」・・・と憤慨しながら観ます(;´∀`)
ひとり残されたミーガン・・・。゚(゚´Д`゚)゚。
それから20年後、旧友の妹と結婚したフランクは、なぜか再びダートムへやって来た。
心残りがあったのか、罪悪感からなのか。。。。
が、しかし、実はミーガンはあの時フランクの子供を妊娠していて、子供を出んだ後に亡くなってしまっていた。
それを知らされるフランク・・・。
また救われない女の話か・・・とその辺りまで観て思ったけれど、そのモヤモヤした気持ちがラスト数秒で見事に吹っ飛んだ映画はこれが始めて。
ほんの数秒のラストのシーンで、もう涙が止まらなかった。
「終り良ければ全て良し」ってわけじゃないけど、ラスト数秒で涙腺全開にしたこの作品は観る価値充分ありです。

















