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ヴィレッジ

2004年アメリカ
監督:M・ナイト・シャマラン
出演:ホアキン・フェニックス、ブライス・ダラス・ハワード、エイドリアン・ブロディ、シガニー・ウィーバー、ウィリアム・ハート

(´▽`)つ★★★☆☆

<ストーリー>
深い森に囲まれた静かな村。
村人たちは家族のような絆で平和に暮らしていたが、この村には3つの掟があった。
森に入ってはいけない。
不吉な赤い色は封印しなければならない。
警告の鐘に注意する。
村人は森に棲む未知の生き物を恐れ、その掟を守っていた。


※ネタバレありの記事です


この映画は予備知識を持たずに観ました。
まぁ、だいたいの人はオチを期待して観たのでしょうが、私は「サイン」でズッコケたこともあり、オチは期待してなかったんですけどね。。
まぁ、一応今回は「サイン」でやっちゃった失敗を踏まえてか、恐怖の正体はのっけからズバリ明かさないというお約束は守ってましたね。(゜▽゜)

恐ろしい何かの正体は知らないまま終盤になり、ある日トラブルから若者が負傷します。
村には薬がなく、森の外の町で薬を買うため、盲目の女性が森を抜ける許可を得ます。
なぜ森を抜ける許可が下りたのか・・・彼女は盲目だからです。
事実を目撃することはできません。
映画を観ている私たちだけが、森の外を知り、ズッコケます ⊂(´∀`⊂⌒`つ≡≡ツルッ♪
覚悟はしていましたけど、「おいおい、勘弁してちょうだいな〜」
でも、実際に森の中にこれ見よがしの化け物がいても、シラケるだけですが・・・。
village3.jpg
さて、ラストで見事なオチを観せてくれたこの映画。
オチばかり気にしていると、この映画の凄いところを見逃してしまいますよ。
この映画には強烈なテーマが隠されていた。
それは、「恐怖は人をコントロールできる」ということです。
多くの人間を思い通りにするには「恐怖を植え付けること」が重要なんです。
かの国の独裁体制も、遠からず同じ手法で体制を維持しているわけですが・・・。

で、村は平和を維持するために2つの恐怖が存在している。
ひとつは、村人たちが森に潜む何かに怯える恐怖と、その架空の恐怖を作り出した村のトップたちが過去に経験した犯罪への恐怖。
だから平和そうに見えてどこか翳りのある村・・・その雰囲気はよく表われていました。
アメリカの開拓時代っぽい雰囲気もマッチしてたと思う。
village4.jpg
ところで、この映画はなかなかの豪華キャストで、しかも思い切った配役。
シガニー・ウィーバーやウィリアム・ハートを脇役に据え、エイドリアン・ブロディにはちょっとオツムの弱い役をさせ、経験の浅いブライスを主役にしている。
ブライスは映画出演の経験がないとは思えないほど、かなりの好演。
盲目の女性という難しい役をこなし切ったと思います。
出たがりのシャラマンもチラっと出てましたね。
「サイン」では重要な役柄を自ら演じ、余りのイモ演技すぎて重要な人物を自分で潰してしまうミスを犯してましたが・・・。

今後のシャラマンには、恐さの中に重要なメッセージを込めた映画を作って欲しいなぁ〜。
オチで観客を釣るのではなく、全編に人間の持つ恐怖心を煽る要素を散りばめつつ、そこから観客が読み取るべき何かを隠すような作品を・・・その方が彼らしいような気がします。

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2006年11月11日 映画た〜は行 2000年以降 トラックバック:0 コメント:0












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