シルクウッド
1983年アメリカ監督:マイク・ニコルズ
出演:メリル・ストリーブ、カート・ラッセル、シェール
(´▽`)つ★★★★☆
<ストーリー>
カレン・シルクウッドは、カーマギー社のプロトニウム工場で働き、プロトニウムと酸化ウラニウムを混合させ、燃料材料剤を作る機械に送り込む仕事をしていた。
ある日、カレンは放射能感知機に感知され、それ以降プロトニウムの危険を上司の前で口にするようになった。
会社側にとっては、そんなカレンこそが危険なものとなり、部署換えをさせてしまう。
ところが新たに配属された部署で、カレンは会社の不正を発見。
カレンはワシントンの原子力委員会へ行き、会社の不正を報告した。
本部のポールは証拠書類を手に入れ、ニューヨーク・タイムズの記者に会うようにとカレンを説得する。
これは1974年に実際にあった実話を基に作られた、社会派な要素が多い映画です。
カレン・シルクウッドは当時28才で、ニューヨーク・タイムズの記者に会うため車を運転中に事故に遭い、亡くなりました。
しかし、その事故は謎が多くあり、暗殺されたとの見方が強いようです。
原子力の危険を訴えようと、証拠書類を車に乗せて記者に会う直前の死。しかし、事故現場には証拠書類は消えていたそうです。
話の内容が内容だけに、映画としては娯楽性はないながらも、メリル・ストリーブは演技を超えた迫力さえ感じます。
こういう企業を告発する種の映画に「エリン・ブロコビッチ」が有名ですが、この「カレン・シルクウッド」は「ジャンヌ・ダルク」や「ハンナ・セレシュ」などの女性たちに通ずるものです。
カレンはしかし、ヒロインになれた訳でもないし、歴史的に崇められてもいません。
企業という巨大な化け物の前に、あっさり殺され、亡き骸すら残っていないそうです。
それは、彼女が放射能に汚染されていたため一般の埋葬はできないからだそうで、遺骨どころか灰すらも始末されている。
映画では、カレンの事故原因が何者かの陰謀だという点はアバウトにしています。
しかし、映画を観た者には伝わってくる・・・映画という枠組みの中でできる精一杯のニュアンスだっんだろうと思う。
事故の調査資料も闇に葬り去られ、カレンの前方不注意の事故として処理されてしまったそうです。
放射能漏れという、人体に悪影響を与えることを隠蔽した企業を守る人間は一体誰なんでしょうね?
この映画は問題提議している作品であって、面白いとか、つまらないとかの次元で語っちゃいけません。
社会派映画がお好みの方は是非観て欲しい・・・と言っても、レンタルしてる店は少ないかもしれませんが・・・。
それにしても、この映画はあまり知られていないのよねぇ〜。
優雅さを漂わせている女優で有名なメリル・ストリープの正義感溢れる迫力の演技は本当に素晴らしくて、カレンの悲しみと怒りが伝わってきます。


コメントありがとうございます。
実話だと知った上で観ると、恐ろしくなる話ですね。
映画では触れていない部分を知ると、更に驚愕する事件です。
私の記事で作品に関心を持って頂けたことに感謝です。
この作品前にテレビで観ました。実話だったんですね。
記事を読んで思い出しました。
メリル・ストリープとカート・ラッセルが出てたんですね。
記憶が定かで無いのでまた観たくなりました。
レンタルで探してみます。
実話だと知った上で観ると、恐ろしくなる話ですね。
映画では触れていない部分を知ると、更に驚愕する事件です。
私の記事で作品に関心を持って頂けたことに感謝です。
2006年11月28日 らぶここ URL 編集
はじめましてこんばんは ランキングから来ました。この作品前にテレビで観ました。実話だったんですね。
記事を読んで思い出しました。
メリル・ストリープとカート・ラッセルが出てたんですね。
記憶が定かで無いのでまた観たくなりました。
レンタルで探してみます。
















