ロングタイム・コンパニオン
1990年アメリカ監督:ノーマン・ルネ
出演:キャンベル・スコット、ブルース・デイヴィソン、マーク・ラモス
(´▽`)つ★★★☆☆
<ストーリー>
莫大な遺産を相続したディヴィッド、TVドラマの脚本家のショーン、スポーツ・インストラクターのウィリーらは、友人のジョンとビーチハウスを借り切って夏を過ごすゲイ仲間だった。
1981年7月、彼らは同性愛者たちが原因不明のガンによって死亡した新聞記事を読みショックを受ける。
その翌年、ジョンがエイズを発病し、翌1983年に死亡する。
そして、次々と仲間が発病してはこの世を去って行き、遺された仲間はエイズを撲滅する活動を始めるのだった。
12月1日は「世界エイズ・デー」ということで、「ロングタイム・コンパニオン」をレビューしたいと思います。
エイズは当初、同性愛者(とりわけゲイ)の間で感染する病気だと思われ、病気に対して関心を持つというより、同性愛者の差別に拍車がかかってしまいました。
この映画は、その間違った認識の時代にエイズによって仲間が次々亡くなっていく、あるゲイ・グループの9年間を綴った作品です。
当然、同時のゲイも「エイズ」への知識はなく、風評に惑わされて不安に苛まれていく。感染が怖くて、仲間であろうと発病した者との接触を拒んだりもする。
今考えてみると、患者さんにとって偏見や差別以上に冷たい仕打ちだったでしょうね。
それが異性間でも感染するってことがわかった辺りから、エイズへの関心はグッと高まる。
ゲイの病気だと思っていたのに、対岸の火事ではなくなったということですね。
著名人でもエイズで亡くなった人もいるし、ようやくエイズについて正しい知識を知るようになった。
・・・エイズのこの一連の流れの中で、エイズを扱った映画も多く作られました。
トム・ハンクスの「フィラデルフィア」なんかは有名ですね。その頃はエイズの正しい認識を啓蒙するかのように、次々と題材にした映画が作られていましたが・・・。
エイズを扱った映画の中でも、この映画は「エイズ撲滅」の始まりの鐘を鳴らした映画と言ってもいいでしょう。
「ロングタイム・コンパニオン」とは、新聞のお悔やみ欄などに記されていて、長年一緒に暮らした同性のお相手を指す言葉だそうです。
ちなみにこの映画、女性は1人しか登場しません。


















